嘉美心の風景

2019年04月30日

平成最後の皆造を迎えました!!

今日、嘉美心では「皆造(かいぞう)」迎えることができました。

今年も無事に酒造りを終えることができたこと、

また嘉美心のお酒をご愛飲頂いている皆様のお陰で

これだけお酒を造ることができたことに感謝です。

なんとか平成のうちに今年度の造りも終えることができました。(本当にギリギリでしたが)

さて、そんな中、先日蔵人の中で「皆造」とは正確にはいつなのかという話がありました。

「お酒を搾り終えた日」ではないか?「酒粕をはがし終えた日」、

「検定を受けた日」など微妙に認識に差がありました。


さてここで問題です。皆造とは正確にはいつのことを言うのでしょう?


1.お酒を搾り終えた日

2.酒粕をはがし終えた日

3.検定を受けた日



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答えを内倉杜氏に聞いてみました!!

「皆造の正確な日にちは、全てのお酒を搾り酒粕もむいで

その数量が確定し、検定を受けた日です」とのこと。

ということで答えは「3」です。

皆さんわかりましたか?ちなみに私は「1」だと思ってました。

さて、平成最後の造りも終わり、来年は令和で最初の造りになります。

これからも令和、更にその先の元号になっても愛され続けることができるように

励んで参りますので今後ともよろしくお願いいたします。


kamikokoroshuzo at 05:54|Permalink

2019年04月15日

「木陰の魚」をご存知ですか?

嘉美心では今日は「木陰の魚(こかげのさかな)」の搾りを行っています。

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皆さん当社の「木陰の魚」という商品はご存知ですか?

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この商品は当社でもかなり変わった日本酒です。

日本酒というより、どちらかというとデザートワインのようなそれでいて

それとも違うような。これは飲んでみないと想像ができない味わいですよ。

甘みと酸がかなり強めの味わいに、ベリーや杏を思わせるような香り

また、このお酒はアルコール度数が8%程度と通常の日本酒と比べて

かなり低いのも特徴。日本酒と思って飲み始めると思わず

「えっ?これが日本酒?」といってしまいますよ

あまりお酒が得意でない方や女性の方から根強い人気がある商品です。


そんな「木陰の魚」のおすすめの飲み方はよく冷やし、

ワイングラスに入れて食前酒としてやデザートにスイーツと一緒に飲むのがオススメです。

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そんな「木陰の魚」を一度飲んでみてはいかがですか?

一風変わった味わいの虜になるかもしれませんよ

ご購入は全国の酒販店様、またはこちらのオンラインショップよりお願いします。


kamikokoroshuzo at 10:12|Permalink

2019年04月02日

本日「甑倒し」を迎えました

嘉美心では本日「甑(こしき)倒し」を迎えました。

といって「そうなんだ」と思った方はかなりツウかもしれませんね。

ほとんどの方は「『甑倒し』って何?」と思われたかもしれません。

「甑(こしき」とはお米を蒸すための酒蔵の道具の一つです。

この「甑」を洗うために倒す、つまり、お米を蒸すことが終わる仕込みの最終日のことを「甑倒し」と呼びます。

「甑倒し」の後もまだ醪は残っているので酒造りが終わるわけではありませんが、

あとは醪の発酵を見守る段階になりますので、作業的には一段落を迎えます。

今年の嘉美心では大小合わせて57本の仕込みを行いました。

嘉美心のお酒をご愛飲頂いているお客様に支えられて、

今年もこれだけの仕込みをすることが出来たことに本当に「感謝」です。

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きれいに空になった甑

また、午後からは翌日の洗米作業がなくなったので

今週末の蔵祭りの餅まきで使う餅つきを行いました。

毎年春の「蔵祭り」のもちまきでまくおもちは実は蔵で作っています。

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「蔵祭り」まであと4日。

美味しいおもちもできましたのでみなさんぜひ遊びに来てくださいね!


kamikokoroshuzo at 17:59|Permalink

2019年03月14日

嘉美心YouTube動画

嘉美心の酒造りの様子やインタビュー動画のご紹介

フランス人のYouTuberの方が蔵体験へ来られた際、撮影して下さった動画です

嘉美心の渚の蔵での仕込み風景や、社長、杜氏の熱い想いなども

ご覧頂ける内容に編集して頂いています。

是非ご覧下さい!!



kamikokoroshuzo at 14:57|Permalink

2019年01月31日

嘉美心のプレミアムなお酒「山田錦35%大吟醸」の仕込み風景②

「山田錦35%大吟醸」の仕込み風景の続きです。

前回のをまだ読まれていない方は、こちらを先にご覧いただくと

更に仕込みの流れがわかります!


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こちらは酒母を仕込んでいるところです。

仕込み後の温度が55度程度になるように調整した水に麹を入れ、

「掛米」(蒸した後、少し冷やしたお米)を入れ、櫂を入れて混ぜます。

この状態で8時間程度麹の力で糖化をさせます。

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その後、写真に写っているステンレスの道具に氷を入れ、

浸けることで温度を30度程度まで冷やします。

ちなみにこのステンレスの道具は「抱き樽」といって中にお湯や氷を入れて

酒母や醪を冷やしたり、温めるための酒屋ではおなじみの道具です。

温度が落ちたところで
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こちらの酵母を入れます。

といっても酵母はこの瓶の底に溜まっている白い部分だけ。

上澄みは酵母の増殖に利用した培養液なので捨ててから酵母のみを投入します。

「山田錦35%大吟醸」に使う酵母は嘉美心にて抽出した自社酵母を使います。

この酵母は華やかな香りが特徴です。

この後、温度を保ち、酵母の増殖をさせていき、酒母となります。

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こちらは「掛米」を乾かしているところです。

大体6時間程度かけて蒸したお米を乾かしていきます。

この工程を「老化」させるといい、お米を溶けにくい状態にすることが目的。

大吟醸は時間をかけてゆっくりと醸していくので、すぐに溶けてしまわないように

お米をいい塩梅まで乾かしてやることが重要なんです。

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途中お米の塊の中も乾くように何度か手を入れて砕いてやります。

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こちらは仕込みを行っているところです。

麹と水を混ぜて「水麹」と呼ばれるものを作って温度調節をしたものに、

先程の掛米を入れてしっかりと櫂を入れてやります。

仕込みは3段階で行い「添」、「仲」、「留」と呼ばれる仕込みの順番で行います。

仕込む量はざっくりと「添」、「仲」、「留で」1:2:4くらいと段々と量を増やしていきます。
 
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ちなみにこちらは「添仕込み」と「仲仕込み」の間の「踊り」と呼ばれる

酵母の増殖期間中の様子です。

留仕込みまで終わると、いくらか手を入れることはありますが

この「踊り」と呼ばれる間は、温度管理や状態を見ながら

酵母などの仕事を見守っていくことになります。

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ちなみに今日(留後8日目)の醪の様子です。

自身で流動もしはじめ、ガスもプツプツと出し始めてきました。

いい香りもしてきはじめましたよ!

去年の品評会では入賞を果たしましたが、今年はさらに上の金賞が

受賞できるようなお酒になることを願いつつ見守っていきます


kamikokoroshuzo at 15:29|Permalink