2019年05月24日
今年もこの季節がきました
今年もこの季節がきました。
昨日から嘉美心の「渚の蔵」では奈良漬の香りがプーンと漂っています。

それはこの一見「あん肝」にも見えるものが原因。
これは「留粕」と呼ばれるもので、冬の間に剥いだ酒粕をタンクの中で
熟成させたものです。
でも「板粕」と「留粕」では見た目も香りも全く違います。

見た目は白い板状から茶色っぽくて、柔らかくどろっとしたものに変わって
います。
香りは板粕が少しフルーティーな日本酒の香りがするのとうってかわって
まさに奈良漬の香りにと変化しています。

タンクから掘り出して「半切り」と呼ばれるオケに入れたものがこちら。
ドドーンと留粕が乗っています


こちらを計量しながら詰めて

完成

そろそろ店頭にも並びはじめますのでぜひ買ってみてくださいね

嘉美心の酒粕で粕漬けを作ってみたいけど
近くでお取り扱いがないという方はオンラインショップでも
販売してますので試してみてくださいね

kamikokoroshuzo at 09:59│嘉美心の風景