東急百貨店たまプラーザ店様「嘉美心酒造 新春♪初売出し 2022」の開催につきましてのご報告『酵母を公募します』!!『嘉美心 夏の頒布会2022』受注開始しました

2022年02月28日

『酵母を公募します』!!エントリー酵母決定!!

頒布会PRTIMES タイトル画像 - コピー


先日、Twitterにてご案内させていただいた
『嘉美心 夏の頒布会2022 チャレンジシリーズ~Episode ①』
           のエントリー酵母が決定しました!!

先日の投稿はこちら↓


エントリーナンバー1番
きょうかい清酒1号酵母

きょうかい酵母の記念すべき1号として櫻正宗から分離され、大正5年から昭和10年の間に頒布されていたが、一度は1号酵母を使用した日本酒は絶滅したと思われていたこの酵母。大正から昭和にかけて濃淳なお酒を醸すことを得意とし、人気を博したこの酵母を使用し、現代の”米旨口蔵”嘉美心が醸すとどんなお酒になるのか?時を超えたコラボにご期待ください。


エントリーナンバー2番
ワイン酵母
(きょうかいワイン4号)

本来はワインを醸造するのに使用される酵母。最近では時折見かけるようになってきたワイン酵母で醸した日本酒ですが、清酒用酵母よりもアルコール耐性が弱いワイン酵母ではアルコール度数が少し低く、甘めのお酒になりやすく、また酸味も少し強めにでる傾向があります。

普段は発酵の仕方でワインテイストの日本酒”木陰の魚”を醸造している当蔵でワイン酵母を使用したらどんなお酒ができるのか?乞うご期待。

エントリーナンバー3番
焼酎酵母(きょうかい焼酎4号)

本来は焼酎を製造する際に使われる酵母。焼酎用の酵母で醸した日本酒というのはまだあまり多くは出回っておらずどのような日本酒になるのか蔵元としても特に未知の領域です。

今回候補にあがっている焼酎酵母は協会4号酵母という焼酎用2号酵母と清酒用の1601号酵母とを交配させて誕生した(要確認)高いカプロン酸エチル生成性とクエン酸への耐性の強い酵母です。果たしてどんなお酒になるのか?ワクワクしませんか?



以上の3種類の酵母から選ばれた1つの酵母で頒布会の酒を醸し、発売します。投票は明日(3月1日)正午からとなりますのでぜひ気になる酵母に投票してお気に入りの頒布会にしてくださいね


【酵母とは何か?】

 『酵母』、「言葉は聞いたことがあるけどいまいちどんなものかは知らない」という方も多いのではないでしょうか?
酵母とは糖を原料とし、アルコールと炭酸ガスを発生させる微生物のことです。日本酒の醸造においては麹がでんぷんを分解してブドウ糖を生成します。そのブドウ糖を食べてアルコールを生成する役割をするのが『酵母』です。
ただ、それだけではなく酵母は日本酒においてとても重要な香りの成分やお酒の味わいも生み出してくれます。酵母の種類によって得意とする香りの成分や味わいなどが違うのでどの酵母を使って醸すかによって日本酒の味わいは大きく変わってくるのです。6号酵母だとおだやかな香りと味わいに、1801号酵母だと華やかな香りと酸味が少ないお酒になど。日本酒の仕上がりにとても大きな影響を与える存在、それが”酵母”です。

【嘉美心頒布会とは】
嘉美心で毎年夏と冬に販売しているここでしか呑むことのできないお酒をお届けする『蔵元こだわり頒布会』。
今回は『嘉美心 夏の頒布会2022 チャレンジシリーズ~Episode ①』
と題して今まで嘉美心で使ったことのない酵母を使用して醸す日本酒をお届けいたします。 しかも、その酵母を決めるのは今この画面を見てくれている皆さんです!! どういうことかというと今回使用する酵母はTwitterアンケートで得票数が一番多かったものを使用します。どれもこれも日本酒にはあまり使われていない酵母ばかり。今回はそんな酵母を余すことなく楽しんで頂こうと、『生原酒(5月下旬)』、『うすにごり(7月)』、『ひやおろし(9月)』の3種類の異なる状態にしてお届け。さらに、5月・7月にはベースとなる一度火入れ処理をした『瓶囲い』との呑み比べを楽しんでいただけるようにセットにてお届けします。




kamikokoroshuzo at 11:31│Comments(0)嘉美心頒布会 

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。

東急百貨店たまプラーザ店様「嘉美心酒造 新春♪初売出し 2022」の開催につきましてのご報告『酵母を公募します』!!『嘉美心 夏の頒布会2022』受注開始しました