2019年10月11日

蔵人最後の休日

嘉美心では再来週の頭からいよいよ搾りも始まり、仕込みも2日に一本新たに仕込む「半じまい」という体制になり、休みなくフルスロットルでの仕込みが始まります。

そこで蔵人達は先週と今週で最後の趣味の時間を満喫してきました。
今日はそんな風景を少しだけご紹介します。(需要あるかな😅)

まずは片岡ヒロ課長と柚木さん。最近ヒロ課長がバス釣りにハマって二人で仲良く釣りにでかけています。仕事ではヒロ課長が上司ですが、バス釣りでは柚木さんが師匠の師弟関係です。この日も二人でバス釣りに行ってきました。ヒロ課長は35cmの大物を、柚木さんは45cmの池の主(?)を釣り上げるという大釣果でした。

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           ヒロ課長が釣った35cmブラックバス

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           柚木さんの釣った池の主(?)

ツルさんは今年の夏に川﨑さんの友達からいただいたメダカをせっせと育てています。みゆきと呼ばれる珍しい白いメダカや錦鯉のようなメダカなどとてもキレイです。


EFFECTS


ツルさんは流石に育てるのが上手なのかまた子供が産まれそうと嬉しそうです。

私、石原もしばらくできなくなるかなと思い、燻製をしてきました。

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段ボールで冷燻器を自作してスモークサーモンとイカとタコの燻製を作ってみました。

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燻製と日本酒の相性も抜群で酒がすすむ、すすむ😅

写真はないですが白神副杜氏は玉ねぎや白菜、大根を植えるために畑仕事に汗を流し、川﨑さんはスマホデビューを果たしたので使い方を勉強中です。
そして我らが内倉杜氏はというと今季の仕込計画や麹の管理などで蔵人達より一足早く本番モードに入っています。

ということでこれから酒造りも本番に入ってまいります。
蔵人も英気を十分に養いましたので、皆様に喜んでいただけるようにこれからフルスロットルで励んでまいります!今年もどうぞよろしくお願いいたします!!

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2019年09月26日

岡山県最古(?)の蔵人に聞く今の時期に食べてほしい酒の肴

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岡山県最古(?)の蔵人であり、飯炊きとして数々の蔵人の胃袋を満たしてきた川﨑さんに今の時期に美味しい酒の肴を教えてもらうこの企画。
単発の企画の予定でしたがご好評につき第二回目をお届けします。


アマテの唐揚げ


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メイタガレイと全国的には呼ばれることが多いこちらのアマテ。「アマテは大きいのはてーて食うたら(煮物にして食べたら)美味いけど、こまいのは揚げて食うのが美味い」とのことで唐揚げに。
「アマテを食うたら他のカレイが食えんくなる」という川﨑さんに、ツルさんこと片岡さんも「アマテは味が濃いけん、普通のカレイじゃ物足りんくなる」とお気に入りの様子。

作り方はアマテの頭を腹側(白い側)から皮1枚残して切り、頭を持って皮を剥き、内臓をとって市販の唐揚げ粉をまぶして揚げるだけ。

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身がホクホクでメチャウマです!!これはハマること間違いなしです。
と思っていたらさらに、骨ごと食べるのも美味しいと教えてもらい、そちらも作り方を教えてもらいました。作り方は同じく頭を切るのですが、こちらは切り落としてしまいます。内臓を取り出して洗うところは同じですが、その後真ん中に切れ目を入れてそこから骨に沿って下の写真のように開きます。

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裏面も同様に開きます。ここが違うだけでこちらもあとは市販のから揚げ粉をまぶして揚げるだけ。骨まで食べれるように少ししっかり目に揚げてください。

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こちらはしっかり揚げているのでホクホクというより骨ごとカリカリ食べれておつまみに最高です。
こちらには嘉美心 心シリーズの「純米吟醸」を合わせてみました。唐揚げのしっかりした味をスッと流してくれるので相性も抜群ですよ。


ギギの三杯酢漬け

ギギはケッケやヒイラギとも呼ばれる魚。川﨑さん曰く「ギギはこまーて(小さくて)食べれるところは少なーけど、うめぇ魚じゃ」とのこと。煮物にして食べても美味しいみたいですが、焼いてから三杯酢に漬けて南蛮にするのが川﨑さんのオススメ。
作り方は焼いて三杯酢に漬けるだけとこちらも超カンタン。

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ギギの濃い味に香ばしい香り、酸味が加わってとても美味しく、川﨑さんの奥さんが言う「魚ではこれが一番美味しい」との言葉にも納得です。
ギギの三杯酢漬けには今が旬の「旨口ひやおろし」を合わせてみました。
ギギの味わいとお酢の酸味にひやおろしの旨味が広がりますよ。

ということで今回も川﨑さんから2品の作り方を教えてもらいました。
みなさんも作ってみてくださいね。

今回ご紹介した商品は下記リンクから購入できますのでぜひそちらもよろしくお願いします。

嘉美心 心シリーズ 純米吟醸↓
1800ml
https://store.shopping.yahoo.co.jp/kamikokoro/1010305.html

720ml
https://store.shopping.yahoo.co.jp/kamikokoro/1010306.html



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2019年09月13日

日本酒の加水について

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今回は少しまじめな内容を。

今とある事件をきっかけに今まで日本酒に水を加えているということを知らなかったという方達の一部から、日本酒は「水増しを行ってるの?」といった疑問があがっているようです。
こういう話が問題になるのも発信がうまくできていなかった蔵元にも責任の一端があるのではと思い書かせていただきましたので、ご一読いただき拡散にご協力いただければ幸いです。

まず最初に一言

「日本酒の加水は決して水増しの為におこなっているのではありません。目指している酒質にする為におこなっています」

すみません。二言になってしまいましたが、これだけは理解してほしいです。

なぜ日本酒に加水を行うのかというと目指すべき酒質にする為です。
日本酒というのはお酒の分類としてはワイン等と同じ「醸造酒」という分類に入るのですが、日本酒は醸造酒の中でもかなりアルコール度数の高いお酒です。加水を行う前の日本酒というのはアルコール度数が18度前後あり、高いものでは20度近くあるものも。
これはワインのアルコール度数が12-13度程度なことを考えるとかなり高いことがわかると思います。

醸造酒ではないですが最近流行っている酎ハイ類の「STRONG〜」という高アルコールを謳っているお酒も9%程度のアルコール度数です。
日本酒がアルコール度数が高いのは日本酒独自の並行複発酵という醸造方法によるものですが、話の本筋から外れるのでここでは割愛します。

このアルコール度数の高い日本酒を飲みやすいアルコール度数(大体15度前後)に調節することが加水の主な役割になってきます。
また、加水を行っていない日本酒は味わいや香りもとても濃淳なので、それを目指すべき酒質に調節するという役割もあります。

また、加水を行う前の日本酒がいいという方も当然おられると思います。そういった日本酒は「原酒」や「無加水」として表記してあることが多いのでそちらを参考に選んでいただければありがたいです。

ただ、ここで言いたいのは

「加水をしているお酒がいいとか、原酒がいいとかそういうことではなく、それらは個々人の好みであったり、その時の飲み方に合わせて選んでいただければいいのではないかということ。また、我々蔵元としては目指すべき酒質があり、それに合わせて加水を行ったり、行わなかったりしており、決して水増しのためではないですよ」

ということです。

皆様のこの問題への誤解が溶けて、日本酒をより楽しんでいただければ幸いです。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。


kamikokoroshuzo at 09:33|Permalinkその他